しがない若手Webエンジニアが家庭を持つということ
しがない若手Webエンジニアが家庭を持つということ
Speee Advent Calendar 2016 の24日目の記事です。(ちなみにもう25日すみません)
Webエンジニア歴4~5年、普段はRuby書いたりAWSいじってニヤニヤしているしがないWebエンジニアですが、
せっかくのクリスマスイブ(ちなみにもうクリスマスすみません)なので結婚や子供が産まれたことによる生活の変化とか、家族のお話でも書いてみようと思います。
これから結婚しようとか子供欲しいなと思っている人にとって、ほんのちょっとでも参考になればいいなと思います。(内容はほとんどWebエンジニア向けの話ではないかも)
書いてあること
- 結婚前には同棲すべし
- 妻は理解者、子供は天使
- 子供が産まれる前にある程度の実力は付けておくべし
結婚
私が結婚したのは3年近く前になります。
社会人として働き始めて2年程の、24歳くらいの頃です。
何故結婚したのか
よく聞かれるんですが、一言で言うと「そういうものだと思っていたから。」です。
子供の頃から自分には、大学に進学して22歳で卒業して公務員になって24歳で結婚する、という謎の確信がありました。
結果、大学に進学して22歳で中退してサラリーマンになって24歳で結婚する、という的中率50%でフワッとした自分らしいものになったのですが。
ともあれ、24歳で結婚するという想定通り、当時付き合って4年だった人と無事に結婚することになったのです。
変わったこと
ありませんw
お互い良い意味でドライだったからか、
変わらず飲み会にも参加しましたし、バイクでツーリングにもガンガン行きました。
ただ一点気を付けたのは、同棲期間を設けたことです。
非常に身近な人で結婚生活に失敗している人がいたため、結婚前には必ず同棲してみると決めていました。
実際に同棲してみるとどうしても生活習慣の違いは出てくるので、ここは話し合ったりイライラしたりしながら解消してきました。
そのため、すんなりと結婚生活を受け入れることができたのではないかと思っています。
子供
現在1歳3ヶ月になる娘がいます。怪獣です。
変わったこと
生活一変です。
子育て
生まれてからしばらくは、ミルクをあげたり、夜中2~3時間おきに起きるので寝かせてあげたりで寝不足になりました。
平日は奥さんに任せきりなので、土日はなるべく面倒を見るようにして、負担が偏り過ぎないようにしたり。
最近では親が持っているものに興味津々なので、子供が起きている時は読書もスマホを触ることもPCを開くこともできません。
家での自分の時間が消えました。
責任
お金を稼がなければいけない、ということですね。
これまでは稼いだ分は自分のものであり、好きなものを買い好きな生活ができましたが、子供が産まれてからはそうはいきません。
基本的に子育ては仕事と並行して出来るようなものではないので、必然、奥さんは仕事ができなくなります。
育休制度がある場合は給料の6割程の収入がありますが、奥さんは漫画家という少し変わった仕事をしており、自営業という扱いになるため育休がありません。
つまり子供を含めた3人分の生活費を自分1人で稼ぐ必要があります。まさに大黒柱です。
自分が稼げなくなっても生活に困らないようにきちんと保険に入りましたし、転職もしました。
今でも十分稼げているとは言えないので、もっともっと自己研鑽をし結果を出していかなければなりません。
つまり学習時間が...
Webエンジニアの方であれば、日々のキャッチアップが非常に重要であることを説明する必要はないでしょう。
しかし、子供が産まれると家庭での自分の時間が消えます。
特に現職のように各エンジニアがぐいぐい成長している様な環境に身を置くと非常に焦ります。
ここはWebエンジニアにとっての墓場なのか
当然ですが、Noです。Noと言いたい。
理由
妻は絶対的な理解者である
妻は常に自分の味方です。
怒られることも愚痴を言われることもありますが、どんなに自分がどうしようもない人間だとしてもきっと最後には助けてくれるでしょう。
この安心感があるからこそ、日々恐れずに自分の意見を発することができているような気がします。
子供は天使である
娘、マジ天使です。天使でしかない。う◯ちとか余裕。
とはいえ頑張らなければいけないこと
勉強時間の確保
自分は通勤に片道1時間ほどかかるので読書はその間にしています。
コードを書きたい時は業務終了後に会社に残ったり、土日のどちらかにもくもく会などに参加してコードを書くようにしています。
ただこれでは時間がまだまだ足りないので、業務の一環として技術的な挑戦を取り込んでいけるように模索しています。
まだまだ悩んでいます。
一つ言えることは、少なくとも子供が産まれる前にある程度の実力は付けておいた方が良いということです。
私は技術力が高いとは言えませんが、幸いにもある程度経験を積んでから子供が産まれました。
もしも社会人1年目の自分に子供が産まれていたら、今の生活はできていなかったのではないかと思います。
もちろん、頑張れる人は子供に言い訳せず死に物狂いで成長していけるのでしょう。そんなガッツを今からでも付けていきたい....
家族サービス(?)
奥さんが大変そうな時は何かしら手伝いましょう。
漫画ばっかり読んでると怒られます。
まとめ
高校の先生が言っていた「ほとんどの人間はどんなに頑張っても本気で取り組めることは2つ」という言葉をよく思い返します。
思い返すたびにその通りだなーと感心しています。失敗している時はだいたい3つ以上に手を出しているなと。
今は「家族 x プログラミング」でしょうか。どうだろう。
まぁなんやかんや書いてみましたが、なんとかなるよ、と言いたいです。
とりあえず飛び込んでみて後から考えてみるのも悪くないと思います
そしてきっと伝わっていないと思うんですが、家族がいると本当に幸せです。リア充爆発しろ、が現実になった場合、私は一目散に爆散することでしょう。
大分散文的な内容になってしまいましたが、娘天使と書けたので私は満足です。
読書 - ハイパフォーマンスWebサイト
ハイパフォーマンスWebサイト
感想
初版発行が2008年4月となかなか古く目新しい情報は無いんですが、Webサイトのレスポンスを向上させる上で気を付けるべき基本的な内容がまとまっている良い本です。
Webサイトを作り慣れている人であれば、目次を見るだけでちょっとしたチェックシート代わりになりそうです。数年後にまた読みたい。
ただしWebサイト構築未経験者にとっては、CSS等の部分で今ではスタンダードとは言えない情報が載っているので若干注意が必要そう。
個人的にはつい忘れがちなExpires
、Cache-Control: max-age
、Last-Modified
、ETag
の挙動を整理できたので満足です。
メモ
ブラウザにキャッシュさせたい場合
以下のレスポンスヘッダーをブラウザに送信することでキャッシュさせることができる
キャッシュの有効期限内の場合、サーバーにリクエストは飛ばない
Cache-Control: max-age=86400
- 1日後にキャッシュが切れる
Expires: Tue, 8 Nov 2016 00:00:00 GMT
- キャッシュの有効期限を設定
- HTTP/1.1に対応していないブラウザへの対応のため、
Cache-Control: max-age
と併用することが多い Cache-Control: max-age
が動作する場合はそちらが優先される
キャッシュの有効期限が切れた場合
上記のヘッダーが設定されていて、キャッシュが切れた場合、以下のリクエストヘッダーを送り、304がレスポンスされた場合はキャッシュを試用する
If-None-Match: "10c24bc-4ab-457e1c1f"
- レスポンスヘッダーに
ETag: "10c24bc-4ab-457e1c1f"
を含めることで設定 - 複数サーバーで冗長化している時、サーバー間で同じ値のETagが返されるように注意
- レスポンスヘッダーに
If-Modified-Since: Mon, 7 Nov 2016 00:00:00 GMT
- レスポンスヘッダーに
Last-Modified: Mon, 7 Nov 2016 00:00:00 GMT
を含めることで設定 ETag
が設定されている場合そちらが優先される
- レスポンスヘッダーに
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